2016年度 全学自由ゼミ「建築構造デザイン入門」
構造コンテスト (2016年12月22日(木))

最終更新 : 2016年12月29日(火)


コンテスト当日(12月22日(木))のスケジュール

実施場所:東京大学本郷キャンパス工学部11号館地下2階実験室

18時:実験開始時間(参加者は32名,5グループ分の実験を一体20分弱で行う予定).学生は17時45分位には集合してください.18時からすぐコンテストを開始する 予定です.
20時00分:懇親会開始(11号館8階) 
21時00分:終了

配布資料

■実施要綱
■エントリーシート

設計条件

【スパン】 3m
【材料】 アルミ製アングル20本まで(一辺30mm厚さ3mmのアングル、一本の長さ2m,アルミの比重が約2.7より,1cmの長さ当たり約4.86g)
スチールワイヤ60mまで(直径3mm、公称使用荷重80kg)
ターンバックル20個まで(寸法(mm) L:57(mm) W:13(mm) d:10(mm) L1:95(mm)使用荷重:120kg)
ボルト(M6x25mm,径約6mm,長さ25mm、作成ボルト穴約7mm)
ボルト(M6x50mm,径約6mm,長さ50mm、作成ボルト穴約7mm)
ナット(M6)
ワイヤ用スリーブ(長さ24mm)
【重量制限】 模型の重量は,20kg以下とする.
【幅制限】 試験体中央部は80cm以下とする.
スチールワイヤ M6X25ボルト ターンバックル

加力点

単純梁の中央を次の正方形(1辺30cm)の鉄板で加力します.

支点

単純梁の支点の幅はおおよそ30cmですが(下の写真1参照),もし単純梁の 幅がそれを越えると鋼のアングル材を沿えて多少支点の幅を増やすことが 可能です(下の写真2参照).
写真1 写真2

製作前に準備すること

これら準備ができない限り製作に入れません.もちろん製作に入って状況に よってデザインを変えることは問題ありません.

使用可能ソフト




エントリー メンバー タイトル 模型重量 最大耐力 比強度 終局状態 エントリーシート
A 南原顕
河野優子
小山田雅史
坪井洸太
栄光のかけ橋 18.1kg 28.25kN 159 上弦材全体の面外座屈
*サムネイルをクリックすることによって解像度の高い写真が表示されます.
エントリー メンバー タイトル 模型重量 最大耐力 比強度 終局状態 エントリーシート
B 阿部広暉
小菅直樹
川上朔
川榮修平
高田悠史
ダブルA 16.2kg 20.5kN 129 支点付近のワイヤーの端抜け破断
*サムネイルをクリックすることによって解像度の高い写真が表示されます.
エントリー メンバー タイトル 模型重量 最大耐力 比強度 終局状態 エントリーシート
C 尾崎雄太
伊勢坊健太
南谷幹人
那須昭碩
シンプルイズベスト! 19.7kg 25.5kN 132 加力点付近の部材の曲げ破壊
*サムネイルをクリックすることによって解像度の高い写真が表示されます.
エントリー メンバー タイトル 模型重量 最大耐力 比強度 終局状態 エントリーシート
D 丹羽 達也
飯田 大雅
坂口 杏
貫井 玲音
久光 祥平
Fleche 18.3kg 17.4kN 97 上弦材の面外座屈
*サムネイルをクリックすることによって解像度の高い写真が表示されます.

■荷重変位曲線の比較


■懇親会・表彰式の様子

紀元前1世紀ローマ帝国で活動していた建築家Vitriviusが提示した建築に求められる3原則「Utilitatis(用)、Firmitatis(強)、Venustatis(美)」 にちなんで三つの賞が授与されました。
用:栄光のかけ橋 強:シンプルイズベスト! 美:ダブルA
*サムネイルをクリックすることによって解像度の高い写真が表示されます.

■過去のコンテスト

2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度

Last update : 2016年12月29日 8:28:38