2004年新潟県中越地震 被害調査報告
〜川口町〜



◆越後川口

 

越後川口I.C.出口付近。木造の工場。構造躯体の甚大な被害。
目視のみであるが、建物に大きな残留変形角が確認された。
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◆川口町

  川口中学校

外見のみ。避難所として利用されており、被害は小さかったと予想される。
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  川口中学校 周辺

地盤・基礎などに大きな被害が散見された。道路の地割れ。電信柱の大きな傾斜。
比較的古い家屋では、外壁の落下・損傷、窓ガラスの破損が確認された。
「危険」と判定された住宅。基礎に著しい被害が確認された。住宅内も家具の転倒、非構造材の被害など。 駐車場側は鉄骨が使用されており、構造躯体の彼我は確認されず。柱脚部のコンクリートのひび割れ。 基礎部分がしっかりした家屋は、被害が確認されず、健全であった。
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川口小学校  

外見のみ。授業が再開されていた。後者に目立った被害は確認されず。体育館の窓ガラス・非構造材の破損。
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  川口小学校 周辺

比較的古い家屋に、大破・倒壊の被害が散見された。
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  魚野川 川口橋

左写真の左側の敷石が流れたため、目視で確認できるほどレールが傾斜していた。同写真の右側の柱頭(真中・右写真)でコンクリートが破壊し、崩落防止の足場が組まれていた。脚部に落下したコンクリート塊が散乱していた。この他にも、数本の柱のコンクリートで破壊が生じていた。
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  川口町公民館

3 階の体育館は、外部からの観察のみ。ブレース全4 構面の座屈、天井材の落下が観察された。1 階は使用されており、詳細な調査は行っていないが、目立った被害は確認されなかった。
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  川口町町内 寺院

墓石の転倒率は約80〜90%に達していた。台座が移動しているケースも確認された。
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  川口町町内 道路

路面の隆起・沈下。
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  川口町町内 工場

支援物資の保管場所として利用されていた。ブレースの座屈が確認された。
天井梁の被覆材の剥離が確認され、地震時に水平ブレースが衝突したと予想される。
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  川口町町内 住宅・店舗

古い木造家屋の倒壊・崩壊が散見された。1層の局所層崩壊の被害も確認された。比較的新しい家屋は健全であった。ガラスの破損、非構造材の落下など。
柱脚部のコンクリートの剥離。フープ筋は数本しか入っていなかった。 外装材の落下。構造躯体に被害は確認されなかった。
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川口町町内 店舗  

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