秋山 宏(あきやま ひろし)
1962年 | 東京大学工学部建築学科卒業 |
1968〜1970年 | 東京大学講師 |
1970〜1991年 | 東京大学助教授 |
1991〜1999年 | 東京大学教授 |
1999年 | 東京大学名誉教授 |
2019年 | 逝去,6月7日 |
建築構造,特に鉄骨構造の地震時挙動に関する研究で広く知られる.先生が提案された,地震入力エネルギーに基づく耐震構造設計理論は,既往の設計法に代わって建築物の耐震性能を明確化できる次世代設計理論として,建築構造に関わる設計者,実務者の注目を集めている.著書に「建築物の耐震極限設計」,「エネルギーの釣合に基づく建築物の耐震設計」などがある.また,地球環境問題にも造詣が深い.
- 昭和62年度 日本建築学会賞(論文)「地震時における鋼構造骨組の終局強度に関する研究」